手離れの悪いビジネスモデルを創る
“手離れが良い・悪い”、という言い回しがあります。
ビジネス用語的な使い方では、売り手側の視点になりますが、
売った後に工数が発生しないモノが、手離れが良い。
逆に、売った後も問合せやメンテナンス、アフターフォローで
工数が発生し続けるモノが、手離れが悪い、となります。
皆さんの商品・製品・サービスはどうでしょうか?
一般的には、営業組織としては“手離れが良いこと”が求められます。
特に販売後に、費用発生しないケースでは、
手離れが悪い状況を「面倒くさい・売上に繋がらない」と捉えてしまうからです。
「うちの商品は、手離れが悪くて・・・」
「手離れの良い商品が何かありませんか?」
と、過去にご相談頂いたこともあります。
しかし、こう考えてみて下さい。
「手離れ=お客様離れ」になってしまっていませんか?
クロスセル、アップセル、カスタマーサクセスを考えた場合、
お客様との何かしらのコンタクトは、取り続けたいはずです。
しかし、営業が意図していなくても、
販売後についついご無沙汰になってしまうケースは多く見受けられます。
手離れが良いことは、お客様離れのリスクにもなり得ます。
逆に手離れが悪いことは、お客様との更なる関係構築の機会です。
顧客関係性の強化を図るのであれば、
手離れが悪い仕組み(ビジネスモデル)である方が有効なのです。
現在、自社の商品・製品・サービスが手離れが悪いのであれば、
その機会を存分に活かすビジネスモデルを創りましょう。
手離れが良く、お客様離れのリスクを孕んでいるのであれば、
敢えて手離れが悪くなるビジネスモデルを創りましょう。
追記)
この切口で、事務機器販売業様向けに、より突っ込んだ話を纏めています。
下記のタイトルか画像をクリックしてください。
僕が寄稿した記事が掲載されているサイトに飛びます。
近しい・関連業種の方は是非。
特に関係ない業種の方も、ひとつの事例として是非。
<オンラインセミナー(無料)開催中!お気軽にご参加下さい>
→ 詳しい日程や詳細は、こちらから(若しくは画像をクリック)