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課題の出方が一軍と二軍を分ける

一流と二流の違い、という言い回しがあります。

 

 

 

「一流は○○するが、二流はXXする」みたいなやつです。

 

 

 

僕自身は、

 

この○○に自分が当てはまっているかどうかを気にしてしまっている時点で、

 

残念ながら一流ではないことは認識していますが・・・。

 

 

 

ある興味深い指摘があったので紹介します。

 

 

 

ポイントは”課題の出方”でした。

 

 

埼玉西武ライオンズの野手チーフ兼打撃コーチである(2025年4月時点)、

 

仁志敏久(にし としひさ)氏があるインタビューで下記のように話しています。

 

 

 

以下、2025年2月21日東スポWEBより引用抜粋・一部加筆修正


 

レギュラーの座をつかみ切れない一軍半、二軍の選手にどんな問題があるのか。

 

仁志チーフコーチは「課題の出方が違う」と言い切り、こう説明した。

 

「一軍でずっと試合に出ている選手は、相手との対戦の中で課題が出てくる。

 

それに対してじゃあどうするかを考えるのが、一軍で出続ける選手。

 

一方で二軍から上がってきた選手は結果が出ないとすぐに替えられる。

 

本当の課題がどこにあるのか、自分自身に課題があると感じてしまうのが二軍の選手。

 

対戦の中で崩されているから、じゃあどうしようという発想ではない。

 

ゲームに入ったら、また〝相手を攻略する〟という厄介な課題が出てくる」

 


 

 

 

・・・なるほど。

 

 

 

つまり、プロ野球チームの大きな目的の一つは、試合に勝つことです。

 

 

 

一軍の第一線で戦い続ける選手は、あの対戦相手をどう攻略するか?という

 

相手ありきの課題と常に向き合っていく必要があります。

 

 

 

ところが二軍の選手は、まだそこまで辿り着けていないため、

 

○○をできるように、という自身のスキル改善が主な課題であり、

 

一軍に定着するにはこの課題の”出方”を変える必要がある、ということでしょうか。

 

 

 

仕事に当てはめてみます。

 

 

 

ビジネスにおける大きな目的の一つは、顧客満足(顧客の課題解決)です。

 

 

 

○○ができるように・・・、と

 

自分のスキルを追いかけているうちは、まだまだ二軍なのです。

 

 

 

顧客のこの課題を解決するには・・・?と、

 

顧客ありきの課題に向き合うことができてこその一軍なのです。

 

 

 

さて、皆さんのビジネスにおける課題の出所はどこでしょう?

 

 

 

顧客の課題に向き合った仕事を創っていきましょう。

 

 

その為に必須になるのが、顧客の視点です。

 

 

詳しくは、下記もご参考下さい(タイトルか画像をクリック)

 

▼顧客視点の獲得に向けて

 

 

 

 

追記)

 

僕は子供の頃、仁志選手のファンでした。

 

 

格好良かったんですよねー。

 

 

大きくはない体で、創意工夫しながら活躍する姿に勝手に共感していましたが、

 

そもそもプロの一軍の時点で化け物なので・・・。

 

 

 

自分を重ねてしまっていたことが、お恥ずかしい。。。

 

 

 

ただ、そこを勘違いさせてくれるのが一流なのだと思います。

 

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