体験を経験にするプロセス
経験値とは、経験によって成長した度合いを数値化したもの。
経験の程度、という意味合いで使われることが一般的です。
ただこの使い方、ロールプレイングゲーム(RPG)での利用に伴い、
新たに付与された意味だそうです。
元々は、経済・統計用語で、
過去の経験から推測し得られる数値という意味らしいです。
現実世界でも、何かしらの仕事をクリアする度に、
軽快な音楽と共にレベルアップしてくれると嬉しいのですが・・・
そうもいきません。
それは、“体験“と“経験“の間に隔たりがあるからです。
体験とは、実際に行動して体で感じることや行動そのもの、です。
なので、活動量と時間経過に必ず正比例します。
やったらやった分、必ず体験はできると言えます。
経験とは、体験から得ることのできた知識や技能、知恵です。
つまり、体験即経験ではなく、
体験を経験に変換・昇華させるプロセスが必要になります。
では、体験を経験にする為には、何が必要か?
それは、“言語化“です。
ある体験からの気づき、反省、課題を一旦言葉にすることで、
自分自身での認知が促進され、経験値化されます。
あまり難しく考えず、自分自身に説明する、というイメージが良いです。
言語化におけるポイントやHow to は下記も参考にして下さい。
(タイトルか画像をクリック)
成功体験・失敗体験を、しっかりと経験にしてレベルアップを図りましょう。
言語化において、利用できるフレームワークについてです。
シンプルで使いやすく、本質的な点もお勧めです。
自分自身にインタビューする、という感覚が活かせると思います。
追記)
ゲームでの経験値に関連して、
最近のポケモンには“けいけんアメ“というモノがあるらしく・・・
なんと戦わずして経験値をゲットできるアイテムらしいです。
いやいや、これはダメでしょう!
ドーピングやん。
でも・・・まぁ・・・、使えるなら使いますね。
ゲームと現実は違うという、ひとつの経験にしましょうか。。。