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みられるプレッシャーを力に換える

ビジネスシーンにおける情報の重要性は言わずもがなです。

 

 

 

 

 

 

情報戦の最前線に立つのが営業組織ですが、

 

「なかなか望ましい情報が共有されない・・・」とお悩みの企業も多いのではないでしょうか。

 

 

 

その課題解決に向けたひとつのアプローチが、

 

”情報の受け手が関心を持ち・期待すること”です。

 

 

 

これは、ホーソン実験とピグマリオン効果という心理学の知見に基づくものですので、

 

詳しくは下記もご参考下さい(タイトルか画像をクリック)

 

▼関心・期待の重要性-ホーソン実験とピグマリオン効果-

 

 

 

今回ご紹介したいもうひとつのアプローチは、情報の発信側(営業)によるものです。

 

 

 

それは、”営業を得意になること”です。

 

 

 

どういうことでしょうか?

 

 

 

これは、自分のパーフォーマンスを上げる条件に関する要因に関して実施された、

 

ある心理学の実験からです。詳しく見てみましょう。

 

 

 

以下、書籍『世界最先端の研究が教えるすごい心理学』(内藤誼人著)より、引用抜粋

 


 

スポーツの世界では、たくさんの観客に見られているときのほうがパフォーマンスが良くなるという人と、

 

逆に緊張してしまって、パフォーマンスが下がってしまうという人がいます。

 

仕事もそうで、一人ではうまくできるのに、周囲に誰かいると、

 

うまくできなくってしまう、という人がいるようです。

 

こういう違いはどこから生じるのでしょうか。

 

実は、得意なことをやるのか、不得意なことをやるのかによって変わってくるようです。

 

得意なことでは、他人に見られているときにパフォーマンスが良くなります

 

逆に「これはちょっと苦手」ということをするには、

 

一人のときのほうがパフォーマンスが良くなるのです。

 

 

米国ミシガン大学のヘーゼル・マーカスは、

 

本人にとって慣れていること(自分の靴を脱いで、もう一回、履く)と、

 

慣れていないこと(自分の靴下の上から、フリーサイズの靴下をもう一枚重ねて履いて、

 

さらにテニスシューズを履く)を、

 

自分一人のときと、他人に見られているときで、スピードを測定してみました。

 

すると、慣れた行動では他人に見られているときのほうがスピードアップできました。

 

ところが、不慣れなことでは、見られていないときのほうが早くできたのです。

 

他人に見られていると、どうしても緊張してしまうものですが、

 

得意なことや慣れたことをするときには、その緊張をやる気や意欲に転換することができます。

 

逆に苦手なことをやるときには、緊張をうまく転換できず、パフォーマンスが悪くなってしまうわけです。

 

得意なことをやるのなら、周囲に人がいる状況を選びましょう。

 

苦手なことをするのなら、あまり人に見つめられない状況のほうがいいでしょう。

 


 

 

 

・・・なるほど。

 

 

 

皆さんの言わんとすることはわかります。

 

 

 

実験の例がショボ過ぎますw

 

 

 

靴・靴下の履く履かないで得意不得意と言われても・・・。

 

 

 

もっと良さげな実験例はないのか、とツッコみたくなります。

 

 

 

なので、この実験をどこまで鵜呑みにするかは置いておくとして、

 

他人に見られること(プレッシャー)とパフォーマンスの相関の要因が、得意か不得意か?

 

という切り口に関しては、非常に納得がいきます。

 

 

 

良い意味でのプレッシャーを感じる為には、

 

それが得意である(と認識している)ことが重要なのです。

 

 

 

つまり、自分はソコソコ良い営業活動をしているぞ!という自負のある方は、

 

より積極的に営業情報を発信し、周りの目を自分に向けるようにしていくべきなのです。

 

 

 

それが”みられている”という正のプレッシャーになり、

 

パフォーマンスの向上が期待できます。

 

 

 

なので、営業情報を積極的に共有しましょう。

 

 

 

逆に「あまり自分の営業活動に自信がないな・・・」という方もいると思います。

 

 

 

ただ、自身の活動情報を共有することで、

 

組織的にフォローアップが可能になり、スキルの強化、改善に繋がります。

 

 

 

なので、営業情報は積極的に共有しましょう。

 

 

 

つまり、得意でも不得意でも営業情報の共有が重要であることは変わらないのですが、

 

ここはひとつ、”自分は営業が得意である”と仮定してしまいましょう

 

 

 

「この情報をみてくれ(知ってくれ)!」という熱量が高い組織は、強いと思いませんか?

 

 

 

ひとつでもふたつでも、その様な情報発信を増やしていきましょう。

 

 

 

それが、個人ないし営業組織のパフォーマンス向上に繋がるはずです。

 

 

 

皆さんの得意な営業活動で、

 

私をみろ!という自我は、組織の進歩に大いに役立つのです。

 

 

出典:『推しの子』第六十一話 受け より

 

 

 

追記)

 

得意であると仮定しろ、と言われても・・・という謙虚な方も多いと思います。

 

 

その際のひとつのアプローチが”演じる”です。

 

 

これは、結構使えます。

 

詳細は、下記からご確認下さい(タイトルか画像をクリック)

 

▼演じることは成長への有効なアプローチ

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