“芸が車で雨が時代”理論から考える
2009年~2012年頃に放送されていた『人志松本の○○な話』というテレビ番組がありました。
とある回が非常に印象に残っています。
その回は、出演者が自分の心に残っている「名言」を持ちよるというような内容だったのですが、
オードリーの若林氏が、先輩芸人のあるコトバを紹介していました。
若手時代、なかなかブレイクできないオードリーに先輩芸人が伝えたそうです。
それが、“芸が車で雨が時代”というコトバです。
僕達はよく、車に乗っている時など「雨が降ってきた」と言います。
しかし、雨は恐らく以前よりその場所では降っていて、
その降っている場所に、車が突入したんじゃないのか?と。
ブレイクする(売れる)というのは、それと一緒だ、と。
自分に合った時代(雨)がいつ来るかはわからないから、
芸(車)という軸はブラさずに走っておけ、というアドバイスだそうです。
※一言一句正確ではないと思いますが、上記の様なニュアンスです
オチとしては、その先輩芸人も未だ売れていない・・・みたいなことだったと思いますww
いずれにせよ、“芸が車で雨が時代”は示唆に富んでいます。
ビジネスで当てはめても同じです。
雨(時代)は自分達でコントロールできない外部要因(環境)です。
どれだけ頑張っても、雨を降らせることはできません。
しかし、どこに雨が降りそうか?
何時頃から雨になりそうか?という、リサーチや予測は可能です。
それらの情報を加味しつつ、車(芸)を走り続けさせることです。
車の性能(スピードや移動範囲)が上がるほど、
雨に降られる確率もあがるのではないでしょうか?
コントロール可能な範囲に注力し、走り続けることの大切さを教えてくれるコトバです。
因みに“芸が車で雨が時代”は、雨を良いモノの喩えで使っています。
雨が良くないモノの場合は、バッファロー理論を参考にして下さい。
追記)
“芸が車で雨が時代”の話は、
Netflixの『LIGHTHOUSE』というコンテンツの中で、若林氏が触れていました。
Youtubeでも検索したら出てくると思います。
あの頃から売れ続けていると考えると凄いことです。。。