成長に必要な2つのエッジ
「エッジを効かせる」という表現があります。
語源としては、
スキーやスケートの端(エッジ)を雪や氷にしっかり食い込ませる動きに由来し、
転じて「とがった個性や強い印象を与える」という意味のコトバとして使われ始めたそうです。
僕自身も日頃のビジネスシーンでよく使います。
なぜなら、ビジネスシーンにおいて、
自社(自分)の”強み”を如何に発揮するか?が決定的に重要だと考えているからです。
競合他社(他社)との差別化・差異化には、
強みこそが最も重要なリソースだという考えは変わらないのですが・・・
非常に興味深い指摘がありましたので、紹介します。
HARVARD BUSINESS REVIEW 2026年8月号に記載の、
ロバート・キーガン氏のインタビューから、です。
同氏は”発達指向型組織”という人材開発コンセプトの提唱者の一人で、
関連書籍も非常に面白いので、興味ある方は是非!
以下、同インタビュー記事より引用抜粋、一部加筆修正
いま、最も普及している人材育成手法の一つに、ストレングスベース(強みに基づく)アプローチがあります。
この考え方は、「人の強みに焦点を当てて発揮する機会を与え、弱みは他の人に補ってもらうなどして、
その人のありのままを尊重する」もので、発達指向型組織とは対照的です。
このアプローチは、人間味があり、優しさがあるように思えます。
ただ、人々の成長を助けることに重きを置く私の観点からすれば、これは人を過小評価しています。
「あなたは、いま以上に成長することはできない」と言っているようなものです。
・・・なるほど、膝を打ちまくりです。
その発想はありませんでした。
今の弱みは、今後もずっと弱みだと思っているんですか?と・・・
つまり、強みや弱みも可変であり、
人は成長する(できる)という前提に立つことが重要なのです。
確かにそう考えると、
現時点と近未来でのエッジの効かせ方は変わってきますね。
発達指向型組織では、その重要な要素のひとつとして、
自らの発達上の境界に挑み、
成長し続けようとする強い欲求を「エッジ」と表現しています。
この境界に挑む強い欲求が、成長には欠かせないのです。
近未来的な視点で、エッジを効かせる(強みを発揮する)には、
現時点での弱みの境界(エッジ)を乗り越えること。
この2つのエッジが重要なようです。
さて、どこにエッジを立てて、
どんなエッジに挑戦しましょうか?
わかりやすさの境界(エッジ)をはみ出してますね・・・
追記)
強みを活かすには、弱みをどう捉えるか?が大事です。
この観点も、是非ご活用ください(タイトルか画像をクリック)





