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仕事とは”シカ”を育て手放すこと

ビジネスのセオリーは、差別化です。

 

 

 

如何に他社(他者)ができないことをやれるか?が大きな付加価値です。

 

 

 

差別化に関する詳細は、下記も参考にして下さい。

 

 

▼顧客に選ばれる為の営業差別化戦略

 

 

 

組織において、いちビジネスパーソンとしての付加価値を上げる場合も同じです。

 

 

 

経験を積み、スキルを磨き、実力を付け、

 

自分に”しか”できない仕事をすることができれば、当然ながら重宝されます。

 

 

 

・・・が、そのステージをもう一段上げましょう、という話です。

 

 

 

組織において自分にしかできない仕事とは、

 

ある種、属人化している状態であるといえます。

 

 

替えのきかない存在になることは大切ですが、

 

替えのきかない存在がいることは、組織にとってはリスクなのです。

 

 

 

営業組織をイメージしてみましょう。

 

 

 

ある優秀な営業パーソンがいたとします。

 

 

その人は、自分なりに創意工夫を重ね、

 

ノウハウを身に付け、バンバン売上利益を上げています。

 

 

本人もやりがいを感じ、給料も上がります。

 

 

周りからも「流石〇〇さん」という状態です。

 

 

 

では、その人がいなくなってしまったら・・・?

 

 

 

組織としては、大きな損失です。

 

 

 

ここまではイメージもつくと思います。

 

 

 

では、その人がそのまま組織に居続けてくれたとしたら・・・?

 

 

 

実は、これも一種の損失、機会損失です。

 

 

 

その人のスキルが組織に還元され、属人化を乗越えることができていれば、

 

その組織や他のビジネスパーソンも、更なる成長ができたかもしれません。

 

 

 

この視点を持ちましょう。

 

 

 

まずは、組織において自分にしかできない仕事を創ること。

 

 

 

そこがスタートです。

 

 

 

それができたら、その”しか”を手放すことです。

 

 

 

 

 

 

 

自分にしかできなかった仕事を、組織ができるようにしていきましょう。

 

 

 

そして、あらたな自分にしかできないことを見つけ、創っていくのです。

 

 

 

”シカ”を見つけ、育て、手放す。

 

 

 

この仕事の取組み方が組織を発展させ、

 

本当の意味で付加価値の高いビジネスパーソンに求められる働きです。

 

 

 

簡単では無いかもしれませんが、

 

そんなプロセスは、あたなに”しか”できないことかもしれません!

 

 

 

属人化しがちなスキルを組織に落し込んでいく為の視点として、下記もご参考下さい。

 

▼仕事の説明責任が成長のカギになる

 

 

 

追記)

 

学生時代、遠足で奈良に行った時のことです。

 

 

安全の為に、雄シカは角を切り落とされているのですが、

 

雄シカ同士がそれを忘れ(気づかず)、

 

角があるていで、エアーで突き合って戦ってる光景を目にしました。

 

 

 

角を失っても、戦う気持ちは失っていませんでしたw

 

 

 

・・・見習いたいものです。。。

 

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