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頼れるエースを憑依させる

憑依芸人というコトバがあるようです。

 

 

 

Wikipediaによると、

 

 

喜劇やコントなどの場で、自分とは全く別のキャラクターに

 

なり切ることができるアーティスティックなコメディアンのこと

 

その姿がまるで霊に「憑依」されたかのように、

 

全くの別人の如く振る舞うことからこう呼ばれるようになった

 

 

とのことです。

 

 

 

皆さん、思いあたる芸人さんがいらっしゃいますか?

 

 

 

憑依までいかなくてもいいと思いますが、

 

その人物を演じる(そして成り切る)というのは、

 

ビジネスシーンにおいて重要な成長の手段のひとつです。

 

 

 

それは、”立場が人をつくる”からです。

 

 

 

『ダイヤモンドの功罪』(平井大橋著)という野球漫画に出てくるあるシーンです。

 

因みにこの漫画、めちゃめちゃ面白いです。

 

 

 

以下、『ダイヤモンドの功罪』54話・55話より引用・抜粋


 

主人公の綾瀬川は、年代別の世界大会で優勝するような逸材なのですが、

 

現チームでは入団のタイミングや年齢もあり、エース(背番号1)ではありません。

 

そんな綾瀬川に、現エースの真夜(マヨ)がエースの心構えを説きます。

 

 

 

 

 

 

ポイントは、現エースの真夜は凄いピッチャーではなない、ということです。

 

自分の実力やパフォーマンスに不甲斐無さを感じながらも、必死でエースを演じます。

 

そしてそれが現時点では嘘(現実に追いついていない)だとしても、

 

それがいずれ本物になるのだと自分自身にも言い聞かせます。

 

 

 

 

また、これらのアドバイスも自分の本心ではなく、

 

役割(立場)が言わせているのだと付け加えます。(本作の場合は、照れ隠しですが)

 

 

 

 


 

 

 

立場が人を作る、という点においては何かしらの実感・共感もおありかと思います。

 

 

 

皆さんは、仕事においてどのような立場・役割でしょうか?

 

 

 

経営者、上司、部下、部門など様々だと思いますが、

 

こと自分自身というプロジェクトで考えれば、エースなはずです。

 

 

 

エースとしての振る舞い、エースらしい振る舞いができていますでしょうか?

 

 

 

僕自身は反省がつきませんが・・・。

 

 

 

まずは、自分の理想を演じることです。

 

 

 

自分が目標とする人物、理想のイメージ、頼れるエースはどう振る舞うでしょうか。

 

 

 

まずは、それを演じることから始めてみませか?

 

 

 

この演じるというアプローチについては、下記もご参考下さい。

 

▼演じることは成長への有効なアプローチ

 

 

追記)

 

憑依芸人と呼ばれる人達は、

 

創造力もさることながら、人間観察力も凄いのかもしれません。

 

理想とする人物をイメージしながら、その観察(情報収集)もカギになりそうです・・・

 

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