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ピンチ・プレッシャーも身近に飄々と

「こんな感じで仕事に取り組みたいなぁ・・・」

 

というイメージが何かしらおありかと思います。

 

 

そのイメージを言語化することは大切かと思いますが、

 

個人的に非常にしっくりくる表現がありました。

 

 

 

それが、”飄々(ひょうひょう)とする”です。

 

 

 

 

 

語源は、諸説あるそうですが、風に吹かれて漂う様子から来ており、

 

周囲の状況に左右されず、マイペースでいることを指すコトバです。

 

 

 

佐伯夕利子氏をご存じでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

スペインサッカーリーグにおいても特に育成に定評のある、

 

ビジャレアルというクラブの育成スタッフで活躍した経歴を持つサッカー指導者です。

 

 

 

佐伯氏があるテレビ番組※にて、理想的な選手のイメージをこう捉えています。

 

 

 

”飄々とプレーをする選手”

 

 

 

飄々としたプレーとは、決してタラタラしているのではなく、

 

冷静に慌てることなく、ケースバイケースで、

 

試合中に起こる想定外の事態にも適切に対応・順応できるようなイメージだそうです。

 

 

 

そしてこの部分が、世界の強豪であるスペインと日本の差でもある、と指摘しています。

 

 

 

そしてそれを実現するのが、認知的な柔軟性である、と。

 

 

 

やるべきことをしっかりと教え込む記憶学習も大切ですが、

 

この認知的な柔軟性を損なう弊害もあるそうです。

 

 

 

その為にも、教え込まない・教えすぎないアプローチの重要性を説かれています。

 

 

※テレ東の『FOOT×BRAIN+』という番組ですが、Youtubeで見逃し配信があがっています。

めちゃめちゃ面白いのでおススメです。

 

 

 

 

僕も素人ながらにサッカーを観るのが好きですが、

 

確かに本当にウマい選手は、どこかプレーに”余裕”を感じさせてくれる気がします。

 

 

 

仕事においても、一生懸命に取組みつつも、

 

どこか飄々と進めていく、というイメージを実現させたいモノです。

 

 

 

サッカーでいうと、ボールを持っている時に相手から受けるプレッシャーがあります。

 

 

 

ここでバタバタしてしまうのと、それこそ飄々とプレーするのは大きな差だと思います。

 

 

 

サッカージャーナリストの小澤一郎氏は、ある動画で自身の経験も踏まえて、

 

それは「パーソナルスペースの差」ではないか、と仮説立てています。

 

 

 

スペイン人は、日常から単純に人と人との距離が近いそうです。

 

 

 

つまり、パーソナルスペースが狭いのです。

 

 

 

日本人が相手が近づいてきた(近くにいる)時に感じるプレッシャーと、

 

スペイン人にとって相手が近づいて来た(近くにいる)時に感じるプレッシャーが、

 

そもそも文化的に感じ方が違うのだ、と。

 

 

 

だから、ボール奪取のプレッシャーをかけられた時も、

 

必要以上に焦らず、飄々と対応できる、と。

 

 

 

なるほど、これも納得感があります。

 

 

 

つまり、僕達が飄々と仕事をする為には、ピンチ・プレシャーの捉え方が重要です。

 

 

 

仕事において、ピンチ・プレッシャーが無くなることは残念ながらありません。

 

 

 

であれば、それをどう捉えるか?

 

 

どのような距離感で接するのか?

 

 

ここも考える必要がありそうです。

 

 

 

ピンチ・プレッシャーも身近に飄々と。

 

 

そんな仕事の進め方を模索していきましょう。

 

 

 

追記)

 

その為には、やはりそのような”環境”を創ることです。

 

 

折角なので、スペインの育成年代の事例を踏まえて・・・

 

下記をご参考ください(タイトルか画像をクリック)

 

 

▼適応するべき環境と強みをリンクさせる

 

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