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信じてフィードフォワードする

フォワードという言葉から、何をイメージしますでしょうか?

 

 

 

僕はサッカーの前線・点をとるポジションをイメージします。

 

 

 

 

 

 

ただ、競技が変われば言葉の意味合いも違うということで、

 

ラグビーのフォワードは役割が全然異なるようです。

 

 

 

「点を取る」ではなく「前に進め続ける」役割です。

 

 

 

ラグビーのフォワードは、スクラムを組むなど接点で戦い、

 

身体を張りながらボールを確保・前進させるポジション群を指します。

 

 

 

 

 

 

つまり、自分がゴール(トライ)するというよりも、

 

チームが点をとるために、状況を前に進め続けるポジションと言えます。

 

 

 

役割は違えど、どちらも重要であることは間違い無いですね。

 

 

 

では、ビジネスシーンにおける「フォワード」と言われると、何をイメージしますか?

 

 

 

知っておいて頂きたいのが、フィードフォワードという考え方です。

 

 

 

詳しくは、下記もご確認ください(タイトルか画像をクリック)

 

▼前向きに心配する-フィードフォワード-

 

 

 

フィードフォワード(Feedforward)とは、

 

未来志向で「これからどうすべきか」に焦点を当て、

 

目標達成に向けた前向きな改善案やアイデアを話し合うコミュニケーションの手法です。

 

 

 

現在から過去の結果に関して、

 

その原因を問う(評価する)のがフィードバック(Feedback)です。

 

 

 

対して、現在から未来の目的に関して、

 

その実現手段を問う(思考する)のがフィードフォワード(Feedforward)です。

 

 

 

コーチングや1on1、上司部下、またはセルフでも、

 

利用シーンや対象を問わず活用できる考え方・コミュニケーションです。

 

 

 

簡単にですが、例を挙げます。

 

 

 

あるお客様先への提案がイマイチうまく行っておらず、

 

担当のAさんが、上司のBさんに相談します。

 

 

 

Aさん「お客様に、本日このような提案を実施したんですが・・・」

 

 

フィードバックの場合は、こんな感じです。

 

 

Bさん「うまく進まなかった理由は何だと思いますか?」

 

 

Aさん「○○とXXが準備不足だったかもしれません」

 

 

Bさん「そうですね、特に○○は今後も気をつけましょう」

 

 

Aさん「・・・はい、わかりました!」

 

 

 

一見、悪くはありません。

 

 

 

寧ろ、原因を特定できており、今後同様のケースが発生する場合、

 

しっかりと改善されることが期待できます。

 

 

 

ただしこの段階では、原因は分かったかもしれませんが、

 

具体的に次に何をするか?というところまでは明確になっていません。

 

 

 

そこでもう一歩、フィードフォワードすると次のように続きます。

 

 

 

Bさん「次回の商談では、どのような状態を目指しますか?」

 

 

Aさん「まずは○○の解決施策をしっかりと合意して頂きたいです」

 

 

Bさん「そのために、何を準備して臨みますか?」

 

 

Aさん「・・・はい、XXと△△を・・・」

 

 

 

というように、具体的なアクションにまで落とし込むことができます。

 

 

 

ここがフィードフォワードのポイントです。

 

 

 

この場合の主体者はAさんです。

 

 

 

フィードバックを通し、次のアクションを指示することもできますが、

 

未来志向でどうすればいいか?の思考を支援することが重要です。

 

 

 

なんとなくでも、イメージできましたでしょうか。

 

 

 

そしてフィードフォワードの概念では、

 

冒頭の例で言えば、ラグビーのフォワードが近いです。

 

 

 

仮に、

 

フィードフォワードする人をフォワード側、

 

フィードフォワードされる人をアクション側、

 

と表現します。

 

 

 

最終的なゴール(トライ)を決めるのは、アクション側です。

 

 

 

フォワード側は、そのゴールが実現しやすい状況、環境、状態を創造するのです。

 

 

 

その手段がフィードフォワードです。

 

 

 

そして、効果的なフィードフォワードに重要な、ある要素があります。

 

 

 

それが、聞き慣れない言葉だと思いますが、

 

”エフィカシー”です。

 

 

 

書籍『いつも結果を出す部下に育てるフィードフォワード』(著:久野和禎)には、

 

下記のように説明されています(以下、同書より引用抜粋)

 


 

「エフィカシー」は、「自分のゴールの達成能力の自己評価」と定義されています。

 

言い換えると、「自分ならできる」と思える度合いのことです。

 

私はこの「エフィカシー」を「自分を信じる力」とも呼んでいます。

 


 

 

 

なぜフィードフォワードにおいて「エフィカシー」が重要かというと、

 

フィードフォワードは「未来の行動」を対象にしています。

 

 

 

そしてその行動には、これまで経験していないことやチャレンジも含まれます。

 

 

 

つまり、その行動が「やれそうだ」「できそうだ」という感覚がないと、

 

肝心の実行(アクション)に繋がりません。

 

 

 

エフィカシーがないと、

 

フィードフォワードはただの「良い問い」で終わってしまうのです。

 

 

 

ラグビーの例えと一緒です。

 

 

 

フォワード陣が身体を張ってボールを運び、前進できたとしても、

 

肝心のトライ(ゴール)を決める選手が自分を信じられていないのであれば、

 

良い結果は望めません。

 

 

 

では、アクション側はどうすれば、エフィカシーが強化できるのでしょうか?

 

 

 

逆説的ですが、まずはフォワード側が、信じることです。

 

 

 

あなたならできる、我々ならできる、という信頼を付与したフィードフォワードが、

 

アクション側のエフィカシーを強化していきます。

 

 

 

フォワード側は、信頼してフィードフォワードしていきましょう。

 

 

 

アクション側も、自信を持って。

 

 

 

「あいつなら決めてくれる!」とフォワードが信じて繋いだボールは・・・

 

見事なゴール(トライ)を決めてくれるはずです!

 

 

 

 

 

 

追記)

 

ゴールを決めるためには、当然ですがシュートを打つことが必須です。

 

その為に組織として重要なことは・・・

 

詳しくは下記をご確認ください(タイトルか画像をクリック)

 

▼シュートを打たせ続けられる組織と仕組み

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