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プラチナルールから考える顧客視点と差別化の訴求

黄金律(ゴールデンルール)という言葉をご存じでしょうか。

 

 

 

 

人生における普遍的なルール、秘訣的なニュアンスでしょうか。

 

 

最もメジャー(というか源流)なのは、キリスト教の

 

 

“何事でも人からして欲しいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ”

 

マタイによる福音書七-

 

 

だそうです。

 

 

 

wikipediaには、黄金律(ゴールデンルール)は下記の様に記載されています。

 

 


 

多くの宗教、道徳や哲学で見出される

 

「他人から自分にしてもらいたいと思うような行為を人に対してせよ」

 

という内容の倫理学的言明である。

 


 

 

 

なるほど。誰がどうみても大切な教えです。

 

 

 

しかし、ゴールドの上があるようです。

 

 

 

それが、プラチナルールです。

 

 

 

 

 

プラチナルールとは、“相手がして欲しいことを相手にする”です。

 

 

 

ゴールデンルールが、“自分がして欲しいことを相手にする”に対して、

 

プラチナルールは、“相手がして欲しいことを相手にする”という基点の違いです。

 

 

 

このプラチナルールの実践で有名なのが、マクドナルドです。

 

以下、

鈴木健一著『マクドナルドが大切にしてきた「マニュアルを越える」31の方法』より

引用、一部加筆修正

 


 

人の心を動かすには、

ゴールデンルールの一歩先を行く考え方である「プラチナルール」を実践することが大切です。

 

プラチナルールとは、「相手が扱われたいと思うように相手を扱う」ことをいいます。

 

ゴールデンルールが、

「あなたのためにしてあげる」という一方通行的なニュアンスが多少含まれているのに対して、

 

プラチナルールは、相手の気持ちに沿って考え、行動することなのです。

 

マクドナルドでは、プラチナルールが共通の価値観としてアルバイトにも伝えられています。

 

だから「そういうときは、プラチナルールで考えないといけないよ」といった会話が、

 

普段からアルバイトの間でも交わされています。

 

プラチナルールが職場の共通の価値観になると、従業員全員にとって働きやすい環境になります。

 


 

 

マクドナルドのお姉さん!その節は大変申し訳ありませんでした。

 

 

「スマイル〇個下さい!」を罰ゲームにして遊んでいた中学生の自分を思い切りどつきたいです。。。

 

 

ゴールデンルールなら、ガン無視でいいですもんね。

 

 

プラチナルールで、スマイル0円を提供してくれていたのでしょうか。。。

 

 

 

ゴールデンルールとプラチナルールの違いは、欲求の起点です。

 

 

自分本位ではなく、相手の視点に立つという想像力が求められます。

 

 

 

ビジネス的に言えば、顧客を知る、ということに他なりません。

 

 

その重要性は言わずもがなで、もうひとつ重要なポイントがあります。

 

 

それは、“相手がして欲しいこと”をするには

 

“自分が相手に何ができるか“を知ってもらっておいた方がいい、ということです。

 

 

 

あなたがどのような人で、何ができて、何が得意なのか?

 

 

それらを知っているから、“して欲しい”と期待できるのです。

 

 

 

「して欲しいこと、何でも言って下さい!何でもしますので!」

 

では、お互いハッピーにはならないのです。

 

 

 

プラチナルールの実践には、

 

 

相手を知ること=顧客視点で考えること

 

相手に知ってもらうこと=差別化要素の訴求

 

 

という2つのアプローチが必要です。

 

 

それぞれ、詳細は下記も参考にして下さい。

 

 

相手を知ること⇒【▼顧客視点の獲得に向けて

 

 

 

相手に知ってもらうこと⇒【▼顧客に選ばれるための営業差別化戦略

 

 

 

 

追記)

 

スポーツでも、黄金世代、プラチナ世代、という表現をしばしば目にします。

 

 

その度に、今後更にいい世代が出てきたらどうするのかな?と思ってしまいます。

 

 

スーパーサイヤ人3みたいなことにならないか、と要らぬ心配を・・・

 

出典:『ドラゴンボール』40巻 其之四百七十四 限界!!超サイヤ人3 より

 

 

まぁ案外、定着しますしね。

 

 

因みに僕は、世代的にも原作のスーパーサイヤ人3迄は全然許容範囲なのですが、

 

それ以降は流石に・・・

 

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