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質より量か?と問われたら・・・

元日本代表のプロサッカー選手、戸田和幸氏をご存じでしょうか。

 

 

2002年日韓ワールドカップの頃は、赤く染めた髪がトレードマークでした。

 

 

 

※2023年現在は、SC相模原というクラブの監督をされています。

 

 

 

にわかサッカーファンの僕は、現役時代をそれ程知れていないのですが、

 

この方、引退後解説者として非常に有名になりました(と勝手に思っています)。

 

 

戦術やプレーの言語化がわかりやすく、素人が聞いてもめちゃめちゃ面白いのです。

 

 

その戸田氏が、カタールワールドカップを前に、原口元気選手と対談するのですが、

 

その際のやり取りに非常に考えさせられるコトバがありました。

 

ABEMAで2022年8月に放送された、

 

『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE ~原口元気編~』という番組からです。

 

 


 

原口選手は、ハードワーク(≒走れる)がひとつの持ち味です。

 

対談中、戸田氏からも、

 

“いっぱい走れる”という武器を伸ばしていく方が良いという趣旨のアドバイスをされます。

 

それを受けて、原口選手が聞きます。

 

 

「(ランニングは)質より量ですか?」

 

 

戸田氏が、即答します。

 

 

「でも、それが質だと思う」

 

 

 

 


 

 

 

ビジネススキルにおいても、

 

一定の量が質をつくるということは皆さんも体感されているかと思います。

 

 

詳しくは、下記もご参考下さい(画像かタイトルをクリック)

 

コツを掴む-量から質と鏡をみることと-

 

 

 

ある程度キャリアを積み“できる”ようになると、

 

質が上がったので量は減らせると思いがちです。

 

 

 

その考え方を、先の戸田氏のコトバで、ハッとさせられました。

 

 

 

一定の成果を出すことを目的としているのであれば、

 

質と量の掛け算で考えると、質が上がった分、量は減らせます。

 

 

 

しかし、プロフェッショナルの目的は、抜きんでた成果を出すことです。

 

 

 

質を上げられた状態で、

 

量も引続き多いから、他者(他社)を圧倒する成果になるのです。

 

 

 

量が多いことは、

 

一定の質を越えられば、差別化の源泉となり得るのです。

 

 

 

それが、トータルで見た時の仕事のクオリティ(質)ということでしょうか。

 

 

 

質を上げる為に、量は必要です。

 

 

しかし、質が上がれば量を減らしていいわけではなく、

 

上がった質で、量をキープする(さらに増やす)から大きな成果になるのです。

 

 

 

そんなことを、今一度反省した次第ですが、皆さんはどうでしょうか?

 

 

 

追記)

 

1998年のフランスワールドカップに、中田英寿氏は金髪で挑みました。

 

世界のマーケットに自分を売り込む為に、目立とうと思ってのことだったそうです。

 

 

赤髪モヒカンにした戸田氏は、

 

こんな派手な髪形のやつがベンチに座っていたら意味が解らない!という理由で、

 

自分自身を追い込む為に、選択したヘアスタイルだったそうですww

 

 

結果を出すアスリートは、

 

自分自身をモチベートするスキルや発想に長けていると思います。

 

 

ビジネスパーソンとしても色々と参考にしたいですね。

 

 

因みにダルビッシュ選手の発想も非常に面白いので、下記もご参考下さい。

 

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