アクションプランの質を上げる態度
昨今のメールやSNS投稿で頻発している詐欺に、辟易としているのは僕だけではないはずです。
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反面、中にはその巧妙さやクオリティの高さに、変に感心してしまうことがあります。
このクリエイティビティをもっと世の中の為に活かしなさいよ・・・と。
あの手この手でアプローチしてくる詐欺に、騙されないようにしなければなりません。
ついつい、「自分は大丈夫」と思ってしまいがちですが、注意が必要です。
書籍『全員”カモ”』(ダニエル・シモンズ、クリストファー・チャブリス著)によると、
僕たちには、
はっきりとそれを否定する証拠が示されない限り、見聞きをしたモノが本当であると思い込む
という、真実バイアスが働いています。
それ故に、その主張を精査したり、情報源に対して批判的になることを怠ってしまうのだ、と。
そして、それ(情報の発信者)が信頼している組織や人であれば、尚更です。
そして、僕たちが最も信頼を寄せている人物のひとりが、自分自身です。
同書には、以下のような指摘があります。
「私たちはそれが自分の主張ではなく、他人のだと思えばその主張の欠陥に気づける」
つまり、自分自身には盲目になりがちでも、
他人の主張や判断は、客観的に評価できる可能性が高まるということを意味しています。
この特性をビジネスシーンでも活かしてみましょう。
ある営業のいちシーンで考えてみます。
お客様との商談を経て「次にどのようなアクションをしようか」と考えているとします。
そのアクションプラン(意思決定)は、これまでの知識や経験を基に生成されているはずです。
アクションプランをより良いものにするには、どうすればいいでしょうか?
まずは、思い込みを排除し、客観的に自分の判断を評価することです。
これが他人のアイデアだとしても、同じように支持できるか?自問してみて下さい。、
もうひとつは、実際に他人の力を借りてアクションプランを練ることです。
アドバイスをもらいましょう。
組織内でアドバイスがもらえる仕組みを整えましょう。
因みに、そのアドバイスに全面的に賛成(同意)できないこともあるでしょう。
それでも、いいのです。
いや、それがいいのです。
アドバイスに対して、本当にそうか?と疑問を持てることが重要です・・・
盲目的に従うのではなく、
その視点・指摘を活かそう、という態度がアクションプランの質を上げるはずです!
関連して、下記も参考にして下さい(タイトルか画像をクリック)
アドバイスを活かす人は、あることをやっているそうで・・・
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追記)
因みに、アドバイスになんでも噛みつけといっているわけはありませんw
折角もらったアドバイスなので、基本的には素直に実践してみることも同様に大事です。
アドバイスする側の気持ちになれば・・・わかりますよね。
・・・はい、反省してます!