鉄を熱いうちに打つためには・・・
「鉄は熱いうちに打て」という、ことわざがあります。
由来は、「Strike while the iron is hot」を訳したモノらしいです。
勝手に刀鍛冶をイメージして、日本由来のことわざなのかと思っていましたが、違う様です。
「物事には時機があり、好機を逸してはならない」というこの教えは、全くその通りです。
折角お客様の検討機運が高まっているのに、ボケッとしていたら機会損失です。
鉄は熱いうちに打ちましょう。
鉄を熱いうちに打ちたいのです。
熱くないのに打っても意味がない(効果が薄い)からです。
ということは、「鉄は熱いうちに打て」を実行しようと思ったら、
前提条件として、鉄が熱くなっていなければなりません。
「鉄が熱くなっている」という状況をしっかりと見極め、
対処することが重要ですが、もうひとつ重要な取組があります。
それは、「鉄を熱くすること」です。
こちらから、能動的に働きかけることによって機会(熱く打ち頃の鉄)を創ることです。
これを怠ってはいけません。
ここの仕掛けに創意工夫とリソースを割きましょう。
鉄を熱いうちに打つ為には、まず”鉄を熱くする”こと。
ニーズの喚起、具体化、促進、ここがお客様任せになっていませんか?
ここを営業が能動的に仕掛けていくことです。
このプロセスの強化に取り組んでいきましょう。
2点ほど参考にして頂けそうな内容を纏めておりますので、ご参考下さい。
※タイトルか画像をクリック下さい
【▼営業のABCとは?-営業組織こそコンテンツマーケティングを-】
鉄を熱くするとは、所謂マーケティングです。
僕は、営業こそこのマーケティングの一端を積極的に担うべきだと思っていますので、
以下の取組を強く推奨しています。
【▼アリジゴクに思う、戦略におけるコントローラブルな変数の重要性】
営業で成果を出すコツのひとつが、コントローラブルな指標を追いかけることです。
受注件数や売上金額は、勿論重要な指標なのですがコントロールできません。
なので、増えた減ったは、あくまでも結果です。
そこで、自分のアクションや頑張りでコントロール可能な指標を設定し、
それを追いかけることが重要です。
追記)
「鉄は熱いうちに打て」には、
「精神が柔軟で、吸収する力のある若いうちに鍛えるべきである」という意味もあるそうです。
確かにそうだと思いますが、ここは敢えて逆張りでw
ベテランこそ鍛える効果があります!詳しくは下記をご参照下さい。