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営業がエコーチェンバーに一石を投じよう

山頂などでついついやりたくなる「ヤッホー」

 

 

 

 

やまびこは、音の反響(エコー)による現象ですが、

 

エコーチェンバー現象をご存知でしょうか?

 

 

 


以下、wikipediaより引用、加筆修正

 

 

エコーチェンバー現象とは、

 

自分と似た意見や思想を持った人々の集まる空間内で、コミュニケーションが繰り返され、

 

自分の意思や思想が肯定されることによって、それらが世の中一般においても正しく、

 

間違いないものであると信じ込んでしまう現象を指す。

 

 

元々は音響効果や実験のため人工的にエコー(反響)を作り出す部屋(残響室)を指す用語だったが、

 

声を出すとやまびこのように増幅して返ってくる残響室の様子に例えて、

 

特定の主張だけが受け入れられ、あたかも異論が存在しないかのような集団の状態を指す言葉として、

 

使われるようになった。

 

 


 

 

 

SNSなどのソーシャルメディアやYoutubeでフォローするのは、

 

自分と類似した意見や思想を持つ人や組織に偏りがちです(好きなので当たり前ですが)。

 

 

 

更に受け取る情報は個人に最適化されるようアルゴリズムが構築されているので、

 

よりエコーチェンバー現象が起こりやすい、という背景らしいです。。。

 

 

 

居心地が良いことは嬉しいですが、

 

多様性が排除されてしまっているという部分は気をつけなければなりません。

 

 

 

意思決定においても尚更です。

 

 

 

情報に偏りのある状況下であれば、適切な意思決定は難しくなります。

 

 

 

また、自分の仮説や信念を支持する情報ばかりを集めてしまい、

 

反証する情報を無視又は集めない傾向を、確証バイアスといいます。

 

 

 

皆さん、心当たりはありませんでしょうか?

 

 

 

僕自身は、このバイアスの存在を知りつつも、購入後についつい口コミを探して、

 

自分の決定(買い物)を正当化する、という形でやってしまいがちです。。。

 

 

 

営業は、顧客のエコーチェンバー現象や確証バイアスに一石を投じ、

 

情報に多様性を加えることが、大きな付加価値のひとつです。

 

 

 

顧客の意見や判断に対し、やまびこよろしく、同調することは簡単です。

 

 

 

共感することは、大切ですしね。

 

 

 

ただ、それが皆さんプロの眼から見て、正しいのであれば、です。

 

 

 

もし皆さんが、新しい視点・視座を提供することが、

 

顧客の為(=意思決定の質が上がる)になるのであれば、

 

 

・もっとこのように考えてみては?

 

・このような他事例もありますよ?

 

・仮にこのように考えると・・・?

 

 

という様に、勇気を持って提案(進言)しましょう。

 

 

 

それこそが営業の付加価値です。

 

 

 

・・・確証が持てないって??

 

 

 

であれば、下記をご参考下さい(画像かタイトルをクリック)

 

▼対立した議論こそが価値を生む

 

 

 

追記)

 

因みに、なぜ”ヤッホー”なんでしょうか??

 

 

諸説あるそうですが、スイスのヨーデルの掛け声から来ているそうです。

 

 

ということは、ドイツ語ですかね。

 

 

 

であれば、近年だと思うので、昔の日本人は山頂で何と叫んでいたんでしょうか?

 

 

あれは本能な気もしますしね。。。

 

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