七転ぶためにも最初の一起
”七転び八起き”というコトバがあります。

多くの失敗にもめげず、その度に奮起して立ち直ること
という、意味で使われます。
言わずもがな、良いコトバです。
ただ、疑問に思ったことはないでしょうか?
7回転んだら、起き上がるのは7回じゃないのか、と。
七転び七起きのはずなのに、1回多いのは何故か、と。
その理由は諸説あるそうですが、個人的に好きな理由はこれです。
「まず最初に、1度起き上がっているから」
つまり、何かしらの挑戦やスタートに際し、
寝ていたのか座っていたのかはわかりませんが、
まず一度起き上がった(1起を使った)、と考えれば回数の辻褄が合います。
どうでしょうか?
何かしらの挑戦や習慣化において、
最初の1歩を踏み出すことが難しいと感じることがあると思います。
当然です。
1歩を踏み出すためには、まず起き上がらなければならないからです。
その労力やストレスを軽視してはいけません。
ビジネスシーンにおいても同様です。
何かしらの施策やプロジェクトがスタートする際に、
「やってみないとわからないから、まずやってみよう」
という意思決定をする場合があります。
それはその通りで、まずやってみることが重要なのですが、
決して簡単なことばかりでもないのです。
起き上がり、一歩を踏み出したことへのリスペクトは忘れたくないですね。
周りに対しても、そして自分自身に対しても。
そして一歩を踏み出したからには、今後転ぶことを想定しておきましょう。
転ぶだろうけど、その度起き上がることができる!
という、成長型のマインドセットでいることが重要です。
起き上がることを得意にできれば、しめたものです!

漫画『スキップとローファー』Scene19 ポロポロのダンス より
最後に、ルパン三世の峰不二子の名言です。

躓いたのは誰かのせいかもしれないけど、
立ち上がらないのは、誰のせいでもないわ
・・・不二子さん、良いこと言います。
自分にコントロールできないこと(外部要因)で転んでしまうことはありますが、
その都度、起き上がるかどうか?の選択肢は自分が持っている、ということです。
まずはしっかり一起きして挑戦し、
転ぶことを想定しつつ、起き上がるという選択を重ねていきましょう。
追記)
七転び八起きには、成長型のマインドセットが不可欠です。
詳しくは、下記をご参考ください(タイトルか画像をクリック)
