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努力する過程に必要な真剣さ

“何を言うかではなく、誰が言うかだ”

 

 

という言葉には多くの方が共感されると思います。

 

 

 

ありきたりな言葉であっても、それを言う人によって受け手の感じ方や重みは全く異なります。

 

 

 

個人的に大好きな(尊敬する)アスリートのひとりが、体操の内村航平氏です。

 

 

 

 

オリンピックの金メダリストであり、

 

前人未到の圧倒的な結果を出し続けて来た人の努力論は、言わずもがなの説得力があります。

 

 

 

『やり続ける力』という書籍に書かれている、努力の考え方について、

 

非常にグッとくるものがありましたので、以下紹介します。

 

 

※自分を奮い立たせたい方は、是非書籍ご一読を!単純に面白いです。

 

 


以下、内村航平著 『やり続ける力』より引用・抜粋

 

 

「努力」という言葉を辞書で引くと、

 

目標達成のために心身を労して努めること、骨を折ること、などと書かれています。

 

僕の感覚でいえば、目標があるときに、

 

それに向けてできる限りのことをするのは、ある意味では当たり前です。

 

自分で「努力してます」、「やってます」とアピールしているうちは、努力とはいえません。

 

周りから「よくそこまでやれるね!?」と驚愕されるようになって初めて、

 

「やっている」と口にしていいレベルなのです。

 

 

努力をしているつもりで結果がでないのであれば、

 

努力が足りないのか、努力の方法に問題があると見るべきです。

 

 

最近は「努力の天才」といった言い方もされますが、

 

努力という言葉に天才をつける必要はないはずです。

 

ものすごい努力ができる人が努力の天才と呼ばれるのだとしても、

 

努力というものは、天から授かった才能などなくてもできることです。

 

 

つらいこと、難しいことも含めて、どうすれば続けられるのか?

 

誰にでも当てはめられるような方法論はないのかもしれません。

 

僕の経験からいえるのは・・・。

 

「できない」、「難しい」と考えるのではなく、ひとまず、

 

とりあえず「やれる」と決めつけてしまえば、多くのことはできるものだということです。

 

 


 

 

 

・・・耳が痛い。痛すぎる!!

 

 

 

努力を謳った自分を、三回転半ひねり位で投げ飛ばして欲しいです。

 

 

 

書籍の中でも、過酷な練習やそれをやり続けること大切さが説かれています。

 

 

 

ふと、自分のことに置換えてみると、

 

我々ビジネスパーソンにとっての、“練習”とは何にあたるでしょうか。

 

 

仕事に関する勉強や準備が近い気もしますが、少し違います。

 

 

ビジネスパーソンにとっては、毎日が常に本番であり、試合です。

 

 

大切なプレゼンや大きな契約のクロージングのシーンだけでなく、

 

電話の1本、メールの1通も結果を求められる本番(試合)なのです。

 

 

 

それくらいの真剣さを持って、日々取組めているだろうか?と考えさせられます。

 

 

営業においてもプロセスや失注(失敗)時の情報・経験を活かすことが重要ですが、

 

その都度の“真剣さ”は今一度、確認が必要そうです。

 

 

 

関連して、下記もご参考ください(画像かタイトルをクリック)

 

▼失敗に価値があるかどうかを決めるモノ

 

 

 

追記)

 

プロセスと結果の関係性について『カテナチオ』という漫画に出てくるシーンです。

 

 

「結果がすべて」という信条でプロを目指す主人公に対し、友人が呟きます。

 

 


出典『カテナチオ』 第1話 すべてを尽くして(1)より

 

 

「過程にも意味がある」と考えながら努力した過程に意味はない

 

 ただ、結果がすべてでもない

 

「結果がすべて」と信じで努力した過程がすべてだ

 

 


 

 

プロセス・過程に取組む“真剣さ”は、掛け算の要素なのかもしれません。

 

 

「0」で台無しにしてしまわないよう、気を付けます。

 

 

 

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