“継続は力なり“を改めて考えてみる
“継続は力なり“ という格言があります。
年度が変わり、新たなことを初めよう、強化しよう、
そしてそれをちゃんと「継続」しよう、と決意している人も多いと思います。
では、この「継続」がどれくらいの「力」になるのかを考えてみたいと思います。
※下記、書籍『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 』からの引用(一部加筆修正)です。
因みに、この本は凄く面白いのでオススメです。
昨日まで「1」だった力が、今日1%強化されると、1✖️1.01=1.01
翌日「1.01」になった力を、さらに1%強化したとすると、1.01✖️1.01=1.0201
1年365日継続できれば、1.01の365乗=37.78・・・
つまり、1日1%の改善を1年続ければ、約38倍の大きな力になる!!
という、ことです。
やはり、継続は大事(=本当に力になる)なのです。
継続して取り組むことをモチベートしてくれる情報ではないでしょうか。
僕はセミナーなどに登壇させてもらうことも多いのですが、
オープンな場ではここまでです。
個別クライアント企業様に向けては、
ちょっと厳しいことも言わないといけないことがあるので、
この話に、ちょっと続きを付け足します。
漫画「はじめの一歩」をご存知ですか?
プロボクシングの世界を描いたスポーツ漫画ですが、
指導者の鴨川会長という人が、ジムのボクサー(教え子達)を指導する一節です。
※以下、出典:『はじめの一歩』89巻「Round856:積み重ねる道」より
1%の改善の継続は、当然プラスを産みます(=強くなれる)
ただ、その逆もあるというのです。
どういうことかと言うと、
−1%を継続してしまう可能性もあるし、
自分が強くなっていない時間(期間)に相手が強くなれば、
相対的に自分は弱くなったことになってしまいます。
マイナスやゼロを積み重ねてはいけない、というのです。
その為に「漫然と日々を過ごすな」と鴨川会長は言っています。
目的は、特定の行動・アクションを「継続」させることではなく、
1%の改善を「継続」させることです。
その為には、
行動・アクションを増やさなければいけないこともあれば、
その方法自体を変えることも必要になるでしょう。
それを「常に考えて行動する」ことが必要であると教えてくれています。
まぁ、こんなことを年度初めに改めて考えている時点で、当然僕も思うようにはできていないのです。
一緒に頑張りましょう。
因みに、鴨川会長はめちゃめちゃ怖いです・・・
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