一流の監督は他競技から学ぶ−にわかサッカーファンの考察–
僕はスポーツ全般、結構好きなのですが、
にわかのサッカーファンです。
代表戦があればテレビで見て、
欧州ビッククラブの試合はハイライトだけ見て、
チャンピオンズリーグの結果を気にしつつ、
「BE BLUES!」「アオアシ」「GIANT KILLING」といった
サッカー漫画を毎週楽しみにしています。
バルセロナの組織・育成論や、
著名な監督の人心掌握的なエピソードは
ビジネスの観点からも非常に面白いと思います。
そんな事前知識もあり、
一番戦略的(戦略性が高い)なスポーツはサッカーだ!
となんとなく思っていました。
ところが、ちょっと違うらしいのです。
出典忘れてしまいましたが、
ペップ・グアルディオラ という有名な監督がいるのですが、
バスケ、ラグビー、アメフトの戦略を参考にし、
監督に話を聞きに行ったりしているらしいです。
なぜか?
理由は、それらのスポーツが「手を使うから」です。
手を使うスポーツの方が、足しか使えないサッカーよりも、
選手に複雑なタスクを求めることができるので、
結果的に戦略性が高くなるということらしいです。
つまり、戦略の進化が早く、サッカーでも参考になる、と。
スポーツにおける制約条件(この場合手が使える/使えない)の
有無(大小)が、戦略の複雑性・進化に影響している、とは
非常に面白いなぁと思います。
これらのことから、ビジネス戦略においては、
・制約条件(業界や規模、リソース)に縛られず発想してみること
・同業他社だけでなく、他業界、他分野の事例からも学ぼうとすること
が重要だと痛感した次第です。
我々はどうしても、
同業他社での成功事例を求め、それを模倣したくなります。
先進的な事例を見ても、
「業界違う」「規模が違う」「経営資源が違う」
と参考にすることを諦めてしまいます。
一流の監督が他競技から学ぶ姿勢を見習いたいと思います。
因みに、Amazon prime video で
「オール・オア・ナッシング」というシリーズがあるのですが、
・グアルディオラのマンチェスター・シティ編
・モウリーニョのトッテナム・ホットスパー編
がめちゃめちゃ面白いです。
僕はこのコンテンツで、Amazonへのロイヤルティが爆上がりです。
Amazon恐るべし、です。
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