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成長の踊り場を飛び越える

階段の”踊り場”というコトバがあります。

 

 

 

 

 

 

実際にそこで踊っている人は見たことはないと思いますが、なぜ踊り場なのでしょうか。

 

 

 

諸説あるそうですが、西洋で階段を折り返す際に女性のスカートが揺れ、

 

まるでダンスを踊っているように見えたから、という説が有力だそうです。

 

 

 

なんと優雅なw w w

 

 

 

我々は、成長においてもこの”踊り場”に直面します。

 

 

 

努力やインプットに比例して感じていた成長が、ある時から止まってしまう。。。

 

 

 

これまで通り、時にはこれまで以上に頑張っているのになかなか成長を実感できない。

 

 

 

成長における”踊り場”は、経験値のある皆さんこそ感じたことがあるかもしれません。

 

 

 

これを心理学では、プラトーと呼びます。

 

 

 

学習を続けているにも関わらず、成長が止まってしまう現象やまたその時期を指します。

 

 

 

”踊り場”というだけあって、その先には更に階段(成長余地)があるはずなのですが・・・。

 

 

 

なかなかこのプラトー(踊り場)の攻略に苦戦するケースも多いのではないでしょうか。

 

 

 

この練習と結果の相関関係に、非常に納得の説がありましたので紹介します。

 

 

 

メジャーリーガーの菊池雄星選手です。

 

 

 

 

 

 

あるインタビュー(※)にて、

 

「結果が出ない時期の練習(努力)は、どのようなメンタリティで臨むべきか」と質問され、

 

菊池雄星選手は、こう答えます。

 

 

 

※動画「野球はいきなり上手くなる」菊池雄星が語る人生を変えた本 より引用・抜粋

→Youtubeにあがっています、めちゃめちゃ面白いです。。。

 


 

そもそも野球は、徐々に上手くなるのではなくて、いきなり上手くなる

 

じゃあそれはなぜかというと、きっかけを掴む瞬間がある

 

そのきっかけを掴むために練習する

 

 

 

 

きっかけに出会うチャンスは、練習量が多い方がチャンスが増える

 

だから、結局は練習量が大事(必要)

 

ただ、単に量をこなせば上手くなると思っている選手よりも、

 

きっかけを掴むために量をこなすと思っている選手の方が絶対に伸びると思う

 


 

 

 

・・・なるほど、膝を叩き上げました。

 

 

 

継続的な練習・努力は階段に例えられることがありますが、そのイメージが異なるようです。

 

 

 

プラトー(踊り場)では、地続きの次の階段ではなく、トランポリンのように、

 

今まで以上にジャンプアップするためのアイテム(きかっけ)を探すステージなのです。

 

 

 

菊池雄星選手は、動画の中で書籍『GRIT やり抜く力』(アンジェラ・ダックワークス著)を

 

お勧めしているのですが、同書の中でも”意図的な練習”が重要視されています。

 

 

 

踊り場を飛び越える為には、単に量をこなせばいいだけでは無いようです。

 

 

 

しっかりとその練習に意図を持ち、

 

尚且つ”きっかけを掴む”という意識で取り組めるかどうかがカギになりそうです。

 

 

 

・・・とは言いつつ。

 

 

 

僕はスポーツが好きなこともあり、

 

アスリートのこのような話や事例が非常に参考になると思っているのですが、

 

ふと思うことがあります。

 

 

 

ビジネスパーソンにとって、”練習”とは何を指すのか?と。

 

 

 

アスリートにとっては、試合が本番であり、その為の練習という位置付けが明確です。

 

 

 

では、ビジネスパーソンにとっては?

 

 

 

スキルアップの為の自己研鑽が練習とも言えそうですし、

 

プレゼンや商談、会議に望む為の準備が練習とも言えるのかもしれません。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

この部分にも、菊池雄星選手がいい切り口を教えてくれました。

 

 

 

※動画「メジャーリーガーの菊池雄星さんが野球で学んだこと」より引用・抜粋

→これもYoutubeにあがっています、菊池雄星選手が好きになります。。。

 

動画の中で菊池雄星選手は、こう言います。

 


 

野球は冬のスポーツだと思ってるんですよね

 

 

 

 

我々は、オフシーズンが一番大事なので

 

夏にプレイするんだけど、実際は冬のスポーツだと思ってます

 

冬(オフシーズン)にどれだけ練習するかで、夏の結果が決まるので

 

常に冬のスポーツであるということを自分に言い聞かせてやってます

 


 

 

 

・・・なるほど、目から鱗が落ちまくりです。

 

 

 

スポーツなので練習という表現をしていますが、試合>練習ということではありません。

 

 

 

ゆえに、オンシーズン>オフシーズン、ということでもありません。

 

 

 

常に、本番なのです。

 

 

 

そう考えると、ビジネスシーンと一緒です。

 

 

 

このお客様は練習、このお客様は本番ということはありません。

 

 

 

準備や仕込み、計画やプランを考えていくことも全て本番なのです。

 

 

 

ここの垣根を無くしてみましょう。

 

 

 

如何に仕事の準備、仕込み、計画、プランニングに意識を持って取り組めるか?

 

 

 

それこそが仕事と言えるように。

 

 

 

踊り場を飛び越えていきましょう!!

 

 

 

追記)

 

成長の踊り場(プラトー)は、逆にある程度の成長後にしか訪れません。

 

そう考えると、ベテランの方こそお悩み(直面している?)なのかもしれません。。。

 

そんな時は、下記もご参考ください(タイトルか画像をクリック)

 

 

▼ベテランにこそ必要な限界的練習

 

まぁベテランでなくても見ていただきたいのですが・・・

 

あっ、勿論、菊池雄星選手の動画見終わってからでいいですので・・・!

 

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