そのアイデアからもう一歩
アイデア溢れる人になりたいものです。

多くのビジネスパーソンの願いではないでしょうか?
施策・対策・企画の立案もあれば、
発生している問題・課題をどう解決するか?もアイデアです。
その都度、”妙案”を求めれられます・・・。
どうやって良いアイデアをアウトプットするか?については、
様々な方法があるので、自分(自組織)にあったやり方を検証していく必要があります。
個人的には、何だかんだでしっくりくるのは、KJ法です。

KJ法とは、文化人類学者の川喜田二郎氏がデータをまとめるために考案した手法で、
考案者のイニシャルをとって、KJです。
データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて、図解し、まとめていきます。
特に、組織でアイデアを整理する際にも効果があるとされています。
詳細は、KJ法で検索すると出てきますので、是非お試し下さい。
ポストイットさえあれば、すぐ出来ます。
自戒の念を込めて言うと、良いアイデアの為には、
こういったテマを惜しまないことが重要だと思います。
僕たちは経験を積むことによって、
凡そ、こうではないか?というそれっぽいアイデアが浮かぶようになります。
それこそが成長であり、スキルであり、腕の見せどころでもあるのですが・・・。
そうです。
もっと良いアイデアがあるかも知れません。
『15分の少女たち-アイドルのつくりかた-』という漫画があります。
芸能事務所の新入社員の主人公が、新人アイドルの発掘・プロデュースに携わっていく
ストーリーなのですが、ある時、グループのロゴを検討する会議に参加します。
以下、『15分の少女たち』第27話 アントレース、28話 新しい普通 より
会議が進み、デザイナーは作成した案を提示します。

引用:『15分の少女たち』第27話 アントレース より
その数に社員は皆驚きますが、デザイナーは当たり前であると言います。
そして、これぞ!というロゴ案に辿り着くのですが、
センスや経験以上に重要なマインドセットを伝える、というシーンです。


引用:『15分の少女たち』28話 新しい普通 より
皆さんが思いつくアイデアは、
これまでの経験に裏付けられた恐らく”良いもの”だと思います。
が、もう一歩。
踏み止まって、踏み込んで、考えてみても良いかもしれません。
後から振り返った時に、
「あそこで考えることをやめなかったからだ」と言える・・・・かも?
言いたいですねw
追記)
僕が思うに、この”途中でやめずにやり続けること”こそ、
経験の為せるワザでもあり、センスでもあると言えるのではないでしょうか。
そして組織がサポートするべきは、まさにここの仕組化です。
詳しくは、下記もご参考ください(タイトルか画像をクリック)
