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成長に必要な被影響力(感化される力)

性格は遺伝するのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

容姿や背格好、運動能力的なモノは遺伝の影響がわかりやすいですが、

 

内面的な性格やパーソナリティにも大きく影響しているそうです。

 

 

 

勤勉性や努力できるかどうか?のような、

 

個人の選択ともとれるような部分も50%程度は遺伝の影響だそうです。

 

 

因みに、不倫の30%も遺伝的な影響だそうな・・・

 

 

 

僕は常々、ヒトは良い意味でも悪い意味でも、環境の影響を受ける(流される)ので、

 

如何に自分を成長させられるような環境を選択するかが重要である、と考えています。

 

 

 

それに関連して、先の「遺伝」について興味深い指摘がありました。

 

 

 

以下、書籍『能力はどのように遺伝するのか』(安藤寿康著)より引用抜粋、一部加筆修正

 


 

遺伝の影響は生まれたばかりのときと、成長してからと、どちらのほうが大きいのだろうか。

 

直観的には、生まれたばかりのほうが遺伝の影響がストレートにあらわれ、

 

成長するにつれてさまざまな環境下でさまざまな経験をするので、環境の影響が大きくなり、

 

遺伝率は少なるなると思うかもしれない。

 

しかし知能に関するかぎり、実際はその逆なのである。

 

児童から成人となる成長期に、さまざまな教育環境や社会経験にさらされ、

 

知識や技能が増えるにしたがって、環境の差の影響が大きくなるのではなく、

 

遺伝的な特徴が顕在化するのである。

 


 

 

 

「老い木は曲がらぬ」という諺は、どうやら正しそうです。

 

 

 

成長するにしたがって、環境の影響を受けにくくなる、ということです。

 

 

 

これは、慣れや耐性も関係しているのだと思われます。

 

 

ビジネスパーソンとしてのライフサイクルを考えても同じではないでしょうか。

 

 

最初は上司や同僚、所属部署などの影響を大いに受けるでしょう。

 

 

それがキャリアを積むにつれ、段々と自分の仕事の仕方を確立していきます。

 

 

それはそれで良いことであり、成長なのですが、柔軟さは失いたくないのです。

 

 

選択した環境・機会からの影響は、うまく受け続けたいのです。

 

 

 

ビジネスパーソンのひとつの価値は、影響力です。

 

 

 

社内、社外、世の中に対してポジティブな影響力を発揮できるか?が重要です。

 

 

成長機会を獲得し、影響力を強化していく為には、

 

ある意味で「影響を受ける力(被影響力)」が求められるのかもしれません。

 

 

 

影響をうけましょう。

 

 

 

感化されましょう。

 

 

 

大人になって(キャリアを積んで)からこそ、素直さ、柔軟性は必要なようです。

 

 

 

皆さん、その辺りの柔軟性は大丈夫そうですか?

 

 

 

ベテランになってこそ、”練習”が必要だという指摘もあります。

 

下記もご参考ください。

 

 

▼ベテランにこそ必要な限界的練習

 

 

追記)

 

大人になり、幼少期に食べられなかったモノが食べられるようになるのは、

 

味わい深さを学んだのではなく、味覚が鈍感になった(※)という話があります。

 

※味蕾(みらい)という舌に存在する蕾状の器官が加齢と共に減少するから

 

 

 

同じような感じでしょうか。

 

 

 

成長と鈍感は表裏一体なのかもしれません。

 

 

 

幼少期から好き嫌いがなかった僕としては・・・

 

 

 

遺伝だと言われれば、まぁ、そんなものかという感じですが、

 

元から鈍感だっただけだ、と言われるのは、大変遺憾です・・・

 

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