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相手から見る目を開眼させよう

ビジネスシーンにおいては、見えないモノを見ないといけない場合があります。

 

 

目を見開いて、なんとかなればいいのですが・・・

 

 

 

 

そのひとつが、”空気(感)”です。

 

 

 

KY(空気読めない)というコトバが昔流行りました。

 

 

 

忖度をせずに、

 

敢えて空気を読まないという選択肢を取ることも時に必要ですよね。

 

 

 

なので、読まないと読めないのは別の話です。

 

 

 

空気感を推し量る力(見る力)は、当然ながらあった方が良いのです。

 

 

 

言うなれば、相手が自分をどう見ているかを見れるかどうか?です。

 

 

 

そのような「眼」があれば良いのですが・・・。

 

 

 

第三の眼という概念があります。

 

 

Wikipediaによると

 

神秘主義、オカルティズムないしフィクションにおける概念で、

 

人間や神などが両目以外に持つとされる特別な感覚器。

 

通常、額の中心に描かれることが多い。

 

とのことです。

 

 

 

スピリチュアルなことはよくわかりませんが、

 

ビジネススキルとしての”第三の眼”がどうやら重要そうです。

 

 

 

書籍『THINK BIGGER』(シーナ・アイエンガー著)では、

 

効果的なアイデア・発想を生む為の方法論が紹介されているのですが

 

その中で出てくる「第三の眼」の指摘が興味深いので、紹介します。

 

 

 

以下、書籍『THINK BIGGER』(シーナ・アイエンガー著)より抜粋一部加筆修正

 


 

神経科学によると、理解のひらめきに大きく関与するのが、

 

額のすぐ後ろにある前頭前野の「ワーキングメモリ」という機能だ。

 

この部位の辺りは、ヒンドゥー教や仏教の哲学で「第三の眼」と呼ばれている。

 

あなたは新しいアイデアをひらめいたとき、

 

つまり心の眼でそれを「見た」時、アイデアが完成したと思うかもしれない。

 

だがあなたが見ているものは、この時点ではまだ、あなたの頭が生み出した幻想でしかない。

 

他人にも同じものが見えるだろうか?

 

それはあなたが解釈した現実であって、他人にとっての現実とはつねに異なる。

 


 

 

同書では、アイデアとは総じて独りよがりなモノであると指摘しています。

 

 

それをより良いモノにしていく、

 

相手に的確に伝える為にも、視点の獲得が重要であると示唆しています。

 

 

 

つまり必要なのは、相手の目線(視点)でモノゴトを理解することなのです。

 

 


 

誰かがそこにいるとき、つまり誰かに観察されていることを意識している時、

 

私たちは頭の中の思考を鎮めて、観察者の観点から自分を見ることができる。

 

彼らが何も言わなくても、彼らの視点からものごとをとらえることができる。

 

誰かが耳を傾けていことを知っているだけで、相手の目を通して情報を処理できるのだ。

 


 

 

 

まずは、相手が自分をどう見ているか?に想像力を働かせることからのようです。

 

 

 

アイデアの立案に関わらず、あらゆるビジネスシーンで必要なスキルです。

 

 

・営業が顧客に提案(対応)するとき

 

・社内でのホウレンソウをするとき

 

・部下の指導、育成をするとき

 

 

 

相手がどう見ているか?

 

 

どう見られているか?を、改めて意識してみましょう。

 

 

 

第三の眼は開眼せずとも、レベルアップは図れるはずです。

 

 

 

そして更に上を目指すのであれば、相手からの見方に加えて、

 

「相手は自分をどう見たいか?」を考えてみることです。

 

 

 

ちょっとややこしくなって来ましたか?

 

 

 

詳しくは、下記をご参考ください(タイトルか画像をクリック)

 

▼プラチナルールから考える顧客視点と差別化の訴求

 

 

 

追記)

 

第三の眼というと、世代的には「三つ目がとおる」ではなく、

 

ドラゴンボールの天津飯か、幽遊白書の飛影ですね。

 

 

因みにこれは、読者の視点を考慮しない、悪い例ですね。。。

 

 

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