Information
Empowerment Consulting Co.,Ltd

Blog 営業支援BLOG

即行のための即答力

「後回しにせずに、先にやる」

 

 

「ダラダラせずに、すぐやる」

 

 

 

 

 

いわゆる、”即行(そっこう)”という素養の大切さは、

 

ビジネスシーンにおいても言わずもがなです。

 

 

 

分かっているけどなかなか・・・・という方は、

 

僕以外にも多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

 

すぐに行動に移せるということは、すぐに「決めて」いるはずです。

 

 

 

つまり、即決力があるのです。

 

 

 

すぐに決められている(即決力がある)ということは、

 

すぐに何かしらの問いに「答えて」いるはずです。

 

 

 

つまり、即答力があるのです。

 

 

 

”即答力”とは僕の発案ではなく、雑誌『暮らしの手帳』の元編集者でもある、

 

松浦弥太郎氏の著書『即答力』によるものです。

 

 

 

因みにこの書籍、読み易い上におもしろくてお勧めです。

 

 

 

同書に出てくるあるエピソードが、

 

即答力、ひいては即効力の本質だと思われますので、紹介します。

 

 

 

以下、書籍『即答力』(松浦弥太郎著)より引用抜粋


 

自分の仕事については完璧に即答する。

 

これは僕にとってビジネスの誇りでもあり、

 

すべのプロジェクトにおいて徹底させたいルールでもあります。

 

たとえば『暮らしの手帳』という雑誌は、僕一人でつくっているのではありません。

 

スタッフや何人もの執筆者、デザイナー、イラストレーター、カメラマン

 

などの方々の協力を得ています。

 

どの企画にもそれぞれ担当がいて、個別の案件を進めています。

 

しかし、どれも完全に人任せにしては、

 

僕は僕の仕事をしていないことになってしまいます。

 

編集長である僕は、誰よりも『暮しの手帖』について考え、知悉(ちしつ)し、

 

何を聞かれてもすぐさま答えられなくてはいけないと思っています。

 

僕は「全部即答」という決まりで自分を律しており、

 

「明日答えます」あるいは「あとで言います」という言葉を、

 

これまで口にしたことがありません。

 

100パーセント、その場で即答です。

 

なぜ答えられるかといえば、

 

二十四時間、三六五日、ほぼ『暮らしの手帳』のことを考えているからです。

 

一瞬も休むことなく、『暮らしの手帳』をつくるうえで生まれる

 

あらゆる事象にコミットしていこうと決めているから。

 

どうしたら『暮らしの手帳』をよくできるか、誰よりも熟慮しているからです。

 

誰よりもよく考えているから、誰よりもいい判断ができる、いい選択ができる。

 

それだけの話です。

 


 

 

 

・・・これぞプロフェッショナル、という感じです。

 

 

 

そこまで自分の仕事にコミットできているか?と反省せざるを得ません。

 

 

 

即答できるのは、すぐに考えているからなのではなく、

 

常に考えているからだ、ということでしょうか?

 

 

 

つまり、最終的な「即行力」を高めるためには、

 

その行動は発生した出来事に対する反射としてではなく、

 

常日頃からの想定・準備からなる「選択」であるべきなのかもしれません。

 

 

 

「そこまで四六時中は考えていられないよ・・・」

 

 

 

という、声が聞こえてきそうです。

 

 

 

因みに自分の内側からも・・・・

 

 

 

安心して下さい。

 

 

 

同署で著者は「答えられない」と答えるもの即答力である、と教えてくれています。

 

 

 

以下、書籍『即答力』(松浦弥太郎著)より引用抜粋


 

即答力とは常にまわりに気を配り、ニーズを察し、チャンスを捉えてスピーディーに反応する力です。

 

しかしこれはあくまで原則であり、すべてに適用しようとしてはなりません。

 

「私にはわかりません」という言葉で応えることも、即答の一つです

 

その件に関して自分は今情報を持っていない、整理していないということを即答するべきです。

 

即答力には瞬発力と同時に正直さが大切です。

 

取り繕わず、正直に真実を答えるという瞬発力。

 

思索と経験という、自分の手で生み出した情報しか提供しないという誠実さが必要です。

 


 

 

 

「答えられない」ということが勿論ベストであるわけではないですが、

 

反応できなかったり、テキトーに対応するよりはよっぽど良い、ということです。

 

 

 

即答力、ひいては即決力、即行力を身に付ける為には、

 

高いプロフェッショナリズムと誠実さがキーワードのようです。

 

 

 

即答、即決、即行できるよう、常に考えておくこと。

 

 

 

即行できそうですか?

 

 

 

プロフェッショナリズムについては、下記もご参考下さい(タイトルか画像をクリック)

 

 

営業パーソン向け、としていますがどのお仕事にも共通する部分もあります!

 

 

▼成長する営業パーソンのマインドセット

 

 

 

追記)

 

因みに「ソッコーでやります」の様に用いられる「ソッコー」は誤用というか、

 

所謂、若者コトバということらしいです。。。

 

 

 

僕が「ソッコー」という言葉を知ったのは、スラムダンクです。

 

 

『SLAM DUNK』94話 大バカヤロウ より

 

 

 

ひとつの要因ではないかと思いますが・・・違いますかね?

 

 

 

既にその世代が若者ではないことが悲しいですが・・・

 

Pocket