その力には責任が伴います
”大いなる力には、大いなる責任が伴う”
映画スパイダーマンの中で、主人公の育ての親でもあるおじさんのセリフです。
※元ネタは別にあるらしいです
偶然にも特別な力を持ってしまった主人公(スパイダーマン)が、
人々を助ける為の指針となる、物語でも重要なコトバです。
因みにこのロジックは、力の大小に関わらず当てはまると思われます。
力(権利の行使)と責任は表裏一体なのです。
権利だけを主張して、責任は負いたくないのが世の常ですが、
なかなかそうはいきません。
権利を主張するからには、それ相応の責任を伴います。
また「責任は俺がおう!」と格好よく言ったとしても、
その責任の範囲は、その人の力(権利)に限定されるのです。。。
責任云々は、偉い人(トップ)の問題でしょ、と思ったあなた!
ちょっとお待ちください。
書籍『パーフェクトな意思決定』(著:安藤広大)に、
非常に興味深い指摘がありますので、紹介します。
責任者の意思決定のあり方を説明している書籍なのですが、
では「部下やメンバーは命令に従うことが仕事なのか?」という
問題提起について、以下のように説明されています。
以下、書籍『パーフェクトな意思決定』(著:安藤広大)より引用
部下やメンバーは、それぞれ自分に任された「責任と権限」があります。
だから、その人が自分の責任を果たすために、
「反対意見」があるのであれば、それを言わないといけません。
責任者が持っていないネガティブな情報を伝えないといけないのです。
なぜなら、それを伝えないと、自分の責任を果たせないからです。
自分の仕事のために、上に伝える責任があるのです。
その役割をまっとうする必要があるということです。
その権限を持っているのだから、
積極的に反対意見やネガティブな情報を出せばいいのです。
「上の命令に盲目的に従え」ということではありません。
・・・なるほど。
つまり、組織において成果を出していくためにも、
反対意見やネガティブな感情を伝えることは、権利であり責任なのです。
トップが知り得ない現場の情報は貴重です。
ある種、大いなる力と言ってもいいのかもしれません。
遠慮する必要はありません。
それらの情報(反対意見やネガティブな感情)も
ブラックボックス化させず、組織にしっかりとトレースすることです。
僕たちの力(権利)を、責任を持って発揮していきましょう。
・・・では、どうやって?
その為のキーワードのひとつが、如何に能動的でいられるか?です。
詳しくは下記もご参考下さい(タイトルか画像をクリック)
追記)
そして、その力は何の為に使うか?が大事です。
それが大いなる力であっても、今はそれほどでなくても・・・
出典『呪術廻戦0』第3話 弱者に罰を より
呪術廻戦の夏油はめちゃめちゃ敵なんですが、良いこと言います・・・