やれんのか?≠好きなのか?の法則
「やれんのか?」
アントニオ猪木氏の名言のひとつですが、
この顔とテンションで迫られたら拒否権はなさそうです。
仕事においても、この「やれるのか?」という問いは重要です。
現時点での能力・スキルとしてできるかどうかではなく、
継続的・持続的な努力と挑戦を実践しつづけられるのか?という問いだと思って下さい。
皆さん、いま直面している課題(仕事)は、やれそうでしょうか?
ひとつの視点として、”好きなこと”であれば、やれそうです。
・・・好きなこと。
「仕事っていうのは、好きなことばかりでは・・・」
という声が聞こえてきそうです。
全く同意ですが、非常に腹落ちする視点がありましたので、紹介します。
橘玲著『人生は攻略できる』という書籍に、
”好きなことを仕事にするべき”という指摘があります。
以下、同書より抜粋です(一部加筆修正)
好きなことは得意なことで、「自分らしい」ことでもある。
ここからわかるのは、
「圧倒的な努力」ができるのは好きなことだけという、ものすごく単純な事実だ。
世の中には「やればできる」という人がいっぱいいる。
でもこれは、全くのデタラメだ。
好きでも得意でもないことは「やってもできない」し、そもそも頑張ることさえできない。
意識(やらなきゃいけない)が無意識(やりたくない)に殆ど抵抗できないということは、
今では脳科学が膨大な証拠を積み上げて繰り返し証明している。
「頑張れるのは好きなことだけ」をポジティブに反転すると、
「好きなことはいくらでも頑張れる」になる。
好きを仕事にしているとき、ひとは「自分らしく」いきていると感じるのだ。
つまり、他者(他社)より秀でて成果を出す為には、
圧倒的努力が必要である、ということが大前提です。
そして、その圧倒的努力は、好きなことでないと、
なかなか「やれない」ということです。
そういった意味からも、
・好きを仕事にする
・仕事を好きになる
というアプローチは、戦略的に正しいのです。
やれんのか?という問いに応えられないのであれば、
好きが足りないのかもしれません。
その場合は、下記も併せてご参考下さい(タイトルか画像をクリック)
ひとつのアプローチで、ザイアンス効果を上手く使ってください。
対顧客として記載していますが、仕事そのものに対しても有効だと思います。
仕事を無理やり好きにさすことはできませんが、
経営者(管理職)が考えるべきは、
「好き」と出会えるような環境・機会を提供できているかどうか?です。
対営業として記載していますが、広く一般的にも応用可能だと思います。
追記)
冒頭の「やれんのか!?」は、飛龍革命という猪木と藤波のやり取りから、です。
Youtubeでも見れますかね。
Youtubeのコピーで「好きなことで、生きていく」というモノがありました。
これは、決して甘いコトバではなく、
生きていく(生き抜く)為には、好きを最大限に活かさなければないけない、
ということを教えてくれるコトバな気がします。
・・・・知らんけど。