あの人ならどうする?で考える(WW※D)
いしだあゆみさんが1970年にリリースした代表曲のひとつで、
『あなたならどうする』という歌があります。

失恋した女性の心情を綴った哀愁ある歌なのですが、
タイトル通り”あなたならどうする”というフレーズが出てきます。
仕事における成長を決定づける要素のひとつが、当事者意識です。
仕事上の日常的な事象から、社会的な課題に対してまで、
「あなたならどうするの」というメッセージとして受け取れるかどうか?
を意識して仕事に励みたいモノです。
そしてそこで、もう一歩踏み込んで思考してみましょう。
皆さんが意思決定をする際(あなたならどうするの時)、
迷ったり、なかなか良いアイデアが浮かばない時は。。。。
「あの人ならどうする?」と考えてみることです。
”WWJD”というフレームがあります。

「What Would Jesus Do?」
=神(イエス)ならこんな時どうされるだろう?
の略で、キリスト教文化圏では広く知られている表現だそうです。
そこから派生して、
理想の存在なら、こんな時どうするか?という使われ方をします。
WWAD?(Appleならどうする?)、WW GD(Googleならどうする?)のように。
ここに皆さんの理想の人物・企業を当てはめてみましょう。
あの人ならどうする?という発想は、より良い意思決定の手助けになるはずです。
なかなか一人に決められない?
むしろ良いですね。
その人たちで会議をする感じをイメージしてみましょう。
近代の成功哲学を体系化したといわれる、ナポレオン・ヒルは、
書籍『Think and Grow Rich(思考は現実化する)』の中で、
この手法を”イマジナリー・カウンシル(頭の中の参謀会議)”として紹介しています。
歴史上の偉人や尊敬する起業家を想像上で集め、
各位から意見を貰ったり、討議するようなシミレーションを夜な夜な行ったそうです。
発展版で、「あの人たちならどうする?」という感じでしょうか?
是非試してみて下さい。
・・・さて、誰をこの会議に招集しましょうか?
あの人ならどうする?と考えることは、その人を演じることに近いです。
この”演じる”も、実は重要なビジネススキルです。
詳しくは、下記をご確認ください。

追記)
いしだあゆみさんの『あなたならどうする』の歌詞は、こう続きます。
あなたならどうする
泣くの歩くの 死んじゃうの
あなたなら あなたなら
およそ対等ではない3択を迫られますw
これは・・・、誰の思考を借りれば良い回答ができるんでしょうか?