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頑張れ!が成立する組織へ

以前、「頑張ります」というコトバについて、少し考えてみました。

 

 

 

詳しくは、下記をご確認下さい(タイトルか画像をクリック)

 

▼頑張るというコトバについて考えてみる

 

 

 

使い勝手の良いコトバだからこそ、その使い方には留意する必要がありました。

 

 

 

少し視点を変えて、マネジメントの観点から「頑張れ!」について考えてみます。

 

 

 

ボクシング漫画『はじめの一歩』のあるシーンです。

 

 

以下、『はじめの一歩』Round 163 BELIEVE・Round164 瀕死のカモシカ より


 

主人公の一歩は、師匠である鴨川会長と共に、過酷な練習をへて試合に臨みます。

 

しかし相手は強敵で、ボコボコにされてインターバルを迎えます。

 

次のラウンドへの指示を待つ一歩に、何か指示を与えないといけないのですが・・・

 

 

 

 

・・・迷いながらも鴨川会長は伝えます。

 

 

「がんばれ!!」

 

 

 

 

その指示に、たったそれだけ?と同僚のセコンドは動揺を隠しきれないのですが、

 

試合は見事に逆転劇を演じていく・・・というストーリーです。

 

 

 


 

 

 

何が言いたいかというと、

 

「頑張れ」というアドバイスが功を奏するのは大きく2つのケースです。

 

 

 

ひとつは、そもそも頑張れていないケースです。

 

 

 

組織内でも、正直頑張れていないなぁ、頑張りが足りないかなぁ、と

 

悶々としたものが漂っていつつもそれを見て見ぬふりをしているのであれば、

 

シンプルに「頑張れ」というアドバイスで、気持を新たにできるかもしれません。

 

 

 

もうひとつは、やるべきことが組織内でも明確化されており、

 

本当の意味であとはやるだけ!というケースです。

 

 

 

先の一歩と鴨川会長のケースはこれにあたります。

 

 

 

お互いの信頼があり、練習・準備にも入念に取組んできた・・・

 

相手が強敵で思うようにいかないかもしれないが、

 

なんとかそれを試合で発揮しよう、という「頑張れ」です。

 

 

 

多くの組織で、「頑張れ」が精神論・根性論として敬遠されるのは、

 

信頼関係の欠如と、取組むべき行動の不明確化によるモノです。

 

 

 

自分(達)自身で、頑張り切れていないと感じていたとしても、

 

そこに信頼関係がなければ、

 

「お前に言われたくない」「頑張ってるし」となります。

 

 

 

頑張りたいという気持ち・モチベーションがあったとしても、

 

取組むべき行動が不明確のままでは、

 

「でも何をどう頑張れがいいのか・・・」となってしまいます。

 

 

 

皆さんの組織はどうでしょうか?

 

 

 

「頑張れ」というアドバイスが成立する組織でしょうか?

 

 

 

そのような観点から、

 

組織としての成熟度・戦略の浸透度をチェックしてみてもいいかもしれません。

 

 

 

追記)

 

漫画『はじめの一歩』は、僕が子供の頃から連載が続いている名作ですが、

 

名言の宝庫でもあると思っています。

 

 

 

頑張ることは大切ですが、それが「漫然とした頑張り」ではダメだということも

 

鴨川会長から教えてもらいましたw

 

併せて下記もご参考下さい(タイトルか画像をクリック)

 

▼継続は力なりを改めて考えてみる

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